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「クリエイターのための権利の本」読んだよ

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「クリエイターのための権利の本 著作権トラブル解決のバイブル!」

(著)大串 肇、北村 崇、木村 剛大、古賀 海人、齋木 弘樹、角田 綾佳、染谷 昌利

読んだよ。

この本は、サブタイトルにもある通り、著作権について書かれてある本だ。

例も多く、わかりやすく書かれていて、まだ著作権に対して知識のない初心者向けといって良い。

でも、タイトルを見ると「クリエイターのための」とあって、

「自分はクリエイターではないし、関係ないよ」

なんて思っちゃう人も多いんじゃないかな?

この本では、イラストレーターや、デザイナー、プログラマー、ウェブ関係の仕事をする人の例がたくさん載っている。

しかし、こういったクリエイターのためだけの本ではない。

僕も最初この本を見つけた時に、

「クリエイターが、自分の著作権を侵害された時にどう対応するか」

について書かれた本なのかな、と勘違いしてしまったのだ。

そして、最後まで読み進めても、まだ勘違いしていた。

「クリエイターが、他人の著作権を侵害しないための知識を得る」

という感想を持ってしまったのだった。

それはその通りの本なのだが、実際にはクリエイターだけではなく、

「現代の世の中に生きる全ての人」

のための本なのだった。

著作権トラブル解決のバイブル!  クリエイターのための権利の本

著作権トラブル解決のバイブル! クリエイターのための権利の本

  • 作者: 大串肇,北村崇,染谷昌利,木村剛大,古賀海人,齋木弘樹,角田綾佳,小関匡
  • 出版社/メーカー: ボーンデジタル
  • 発売日: 2018/09/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • Amazon.co.jp で詳細を見る
 

良かったところ

よく考えてみると、この本に載っている「例」というのは、クリエイターに限らず、ほとんどの皆さんに関係してくることだと気付いたんだ。

昨今ではFacebook、Twitter、instagramといったSNSを活用していない人はほとんどいないと言って良いくらい普及している。

みんな、写真とかイラストとかつぶやきとか毎日載せてるよね。

もう、生活の一部だ。

インスタ映えが生きがいか?

生活を犠牲にしてまで「いいね」が欲しいのか?

承認欲求に抗え!

そのSNSで、皆さんが載せてる写真の著作権とかどうなってんの?

風景の写真に知らない人の顔が写り込んでてもSNSにアップしていいの?

有名キャラクターのぬいぐるみと一緒に写った写真は?

というか、君の使ってるアイコンのイラスト、拾ってきたやつなんじゃないの?

「フリー」って書いてあったら勝手に使っていいの?

面白いキャッチコピーがあったから、みんなに紹介したいけど、勝手に引用しちゃダメなの?

なんか、僕が書いてアップしたイラストが勝手に他で使われてるんですけど。

と、ここら辺の問題はクリエイターじゃなくても、みんなに関係してくるよね。

でも、そこまで真剣に考えてSNSとか使ってないんじゃないかな。

今まで問題になってないから大丈夫、とか考えてないか?

おそらく、こういった「著作権関係」で問題になる時代がやってくるぞ。

今では、

「飲食店などの不適切動画」

とかの、

「誰がどう見てもアウト」

なものが炎上しているけど、そのうちに、こういった細かいところがアウトになる時代が来る。

お店の冷蔵庫に入るとか、お客さんに出す食べ物を粗末に扱うとか、いじめとか、そういうのは誰が見てもダメじゃん。

そのうち、「権利関係」で吊し上げられる時がやって来るぞ。

なんでもかんでも規制が厳しくなっている世の中だ。

その時、吊し上げられるのは自分かもしれないってことだな。

「知らなかった」

では済まされない。

今までは

「あ、そうなんですか、すみませんでした、取り消します」

で済んでいたことが、時代によって許されなくなる時が来るのだ。

その時のためにも、こういった本で勉強して、自分が権利を犯さないようにしないといけない。

いや、そういう時じゃなくても権利を犯すのはダメだから、勉強は必須だけどな。

勉強は

「炎上しないため」

ではなく、

「相手の権利を犯さないため」

にする、ということだ。

良くないところ

ほとんどの皆さんにオススメできる本なんだけど、やっぱり著作権などの権利関係は難しく、この本一冊ではまかないきれない部分があるのも否めないだろうな。

たくさんの例が載っていて心強いが、

「この本の通りにしていれば全て大丈夫!」

というようなことでもない。

特に、自分が著作権を侵害されたような場合の対処などがそうだ。

この本で勉強したから、その対処は完璧だ、ということにはならない。

実際には、専門家への相談が必要だろうな。

とはいえ、この本に書かれていることを勉強するのは

「必要最低限の知識」

とでも言えるようなことだから、とにかく、皆さんに読んで欲しい。

勉強は自分のためなんだから、損することなんかないよ。