目星と調味料のススメ

全然グルメじゃないブログ

「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」読んだよ

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「多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。」

Jam(マンガ・文)、精神科医・名越康文(監修)

読んだよ。

みんな、色々なことで悩んだりすることがあるよね。

その中でも、対人関係の悩みって多いと思うんだ。

人が受けるストレスは全て対人関係からくる、とまで言う人もいるくらいだ。

人に何か言われたり、何も言われてなくても、色々想像して考えこんじゃったりさ。

人の目が気になったり。

そんな自分の考え方を変えてみよう、ということを教えてくれる本なんだ。

誰かから嫌なことを言われて、ずっとそれが頭から離れないことってあるよね。

でも、言った相手はそんなことすぐに忘れて、今ごろのんきにパフェでも食ってんじゃねえの?

じゃあ、こっちだって、いつまでも嫌なことを考えてるのも馬鹿らしいな。

っていう感じの本なんだね。

この本のタイトルは、そういった意味だ。

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 (Sanctuary books)

多分そいつ、今ごろパフェとか食ってるよ。 (Sanctuary books)

  • 作者: Jam,名越康文
  • 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
  • 発売日: 2018/07/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • Amazon.co.jp で詳細を見る
 

良かったところ

この本には、色々な対人関係の悩みと、それに対してどう考えていけばいいのか、という例がたくさん載っているんだ。

自分の悩みと照らし合わせて読めば、考え方を変えることができる、という目的の本なんだろうな。

もちろん、そういった使い方も良いと思うんだけど、僕は悩みのないような人でもとても勉強になる本だと思ったよ。

それは、

「自分と他者を切り離して考えることができる」

ということだ。

自分と他人は違う人間だと認識する習慣をつける訓練になる、ということかな。

当たり前のようでいて、なんかよくわからないような言い回しだな。

日本人は、こういった考え方をしづらいと思うんだよね。

小学校くらいから、

「人はみんな同じ人間なんだから、差別しちゃいけません」

みたいに言われるし。

国によっては、

「人はみんな違う人間なんだから、差別しちゃいけません」

となるらしい。

考え方の違いだな。

日本だと、

「相手の気持ちになって考えなさい」

って言われるけど、

「勝手に相手の考えを推測するな」

という教え方もあるということだ。

この本を読むうちに、

「相手はこういう受け取り方をしたと勝手に思っていたけれど、実際には違うかもしれないな」

なんていう風な考え方ができるようになるだろう。

「考えてもみなかったけど、色々な思いを持った人が世の中にはたくさんいるんだな」

なんてね。

悩みを解決することばかりが、この本の良いところではないということだ。

どちらにしろ、

「自分の考えを変えてくれる」

という本なんだね。

良くないところ

でも、実際に悩んでいる人が「考えを変える」といっても、それはなかなか難しいことだと思うんだ。

「こういう風に考えを変えれば良い」

というような解決策は載っているんだけど、それで霧が晴れたかのように一気に悩みが解決するか、というと、それは無理があるよね。

本を読んだだけで解決、なんていう都合の良いことは少ない。

とはいえ、

「この一冊の本が私の人生を変えてくれました!」

というパターンもなくはないし、本書が、あなたにとってそういう本かもしれない。

そして、この本は、誰かにそんな影響を与えうる可能性を持った本だと思う。

悩み多き現代人は、一冊の本で自分を変えることは難しいのかな。

でも、少しづつでも自分は変えていけると思う。

自分の考えを変えよう、という前向きな気持ちを持っただけでも、成長したことは確かだろう。

嫌なことがあった時にも、

「本に載っていた、あのパターンのやつだ!」

なんて思うだけでも、随分と気の持ちようは違うと思う。

「あ、この問題、進研ゼミでやったやつだ!」

みたいな。

いや、それは違うか。