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メンバーにいない楽器の音が入ってるバンドってなんなの?

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音楽を演奏する形態で「バンド」ってあるじゃん。

ボーカル、ギター、ベース、ドラム、みたいな感じで。

その場合、一人一パートだと四人組だ。

そこにキーボードが入って五人組だったり、ボーカル兼ギターだと三人組だったり、ギターが二人いたり、と色々な構成がある。

音楽ジャンルによって楽器も様々、人数も組み合わせも限りない。

でも、実際に曲を聴いてみると、そのバンドの構成とは違った楽器編成になってることがあるんだよな。

ギターが一人しかいないのに、曲の中では二本のギターで演奏してたりとか。

キーボードがいないのに、シンセサイザーの音がなってたりとか。

どうなってんの? これ。

ライブ活動が中心のバンドでも、

「有名になって、曲をレコーディングして音源化する」

なんてなると、急にこの現象が出たりするんだよな。

バンドマンが知るべき100の秘訣 PAエンジニアから見たバンドの音作り

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本人達は「こちらの方が良い」と思ってやっているのか

これは、自分たちの意思でやっていることじゃないような気がするんだけど。

バンドをやっている本人達が、

「こちらの方が良い」

と判断して、自分たちから提案してやっていることなの?

偉い人からなんか言われんのか?

インディーで出してもそう。

いや、お前のバンドにキーボードいねえじゃん、とかあるし。

そのストリングスはどこから鳴らしてんだよ、みたいな。

サビに入ったら、急に大勢のコーラスでハモってみたりして。

いかにも

「サンプリングCDから持ってきました」

というパーカッションループを入れてみたり。

ドラムがパーカッションも演奏してます、というテイでやってんのかな。

リズム隊がブレイクビーツになってる曲を出したりするのはどうなのよ。

ドラムの人はどう思ってんの?

叩いてるフリなの?

生ドラムとサンプリングのコラボレーションか?

別に、それでも良いけど。

「一体全体、その豪華なホーンセクションどうしちゃったの?」

とかもあるよね。

「有名になって、予算が下りたの?」

みたいな。

「今までお金がなかっただけで、それが本当にやりたかったことなの?」

という。

まあ、これは今に始まったことじゃない。

僕なんか、80年代ハードロックで育ったみたいなところがあるけど、その頃からそんな感じだったし。

ギターが一人なのに、リズムギターとリードギターの二台同時に演奏してるの。

困るわー。

コピーとかするときに人が足りないんだもん。

変則チューニングを使った曲をコピーするときと同じくらい困る。

その時代のバンドとかは、実際のライブの時はサポートギタリストとか連れてやってたね。

でも、最近のサブカル系スリーピースバンドとかはどうすんの?

後ろの録音に合わせて演奏するしかないじゃん。

あらかじめ、いない分の楽器だけの音源を流して、それに合わせて演奏する。

本人たちはどう思ってんの?

良い、悪いの問題ではないと思うんだけど、なんの疑問も持たずにやってんのかね。

ライブの時はキーボード一人ぶち込んで解決か?

「頑張って有名になれば、豪華なシーケンス組んでもらえるぞ!」

なんてところを目指してやってるはずないと思うんだけど。

なぜ「バンド」という形態を選んだのか

単に、音楽をするのに

「バンド」

という形態が都合良かっただけで、そこらへんにこだわりはないのかもしれないな。

歌とか、曲とか、歌詞とか、そういうところが重要であって、楽器とかはそれを実現するためのツールでしかない、みたいな。

そういうことなら、一応納得できるんだけど。

「音楽って、そういうことじゃないだろ?」

という感じ。

「カタチにとらわれず、自由なのが音楽だ!」

とか。

でも僕は、「制限」というのが可能性を作っていくと思ってるからな。

そこらへんのルール作りが「音楽」にも影響を与えると思ってるのよ。

わざわざ21フレットまでしかないギターを選ぶ、みたいな。

「バンド」での演奏という制限があった方が、より可能性のある音楽が実現できると思っている。

僕が思っているだけだけど。

だから、ここで書いたようなバンドの連中が、ちゃんとバンドの構成通りの音作りをしたところで、そちらの方が優れた音楽ができる、というわけでもないし。

別に、そうすべきだ、っていうことでもないよ。

自分の中で、「拠り所」をはっきりさせておきたいな、みたいなことなんだよね。