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「ジョナサンと宇宙クジラ」読んだよ

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「ジョナサンと宇宙クジラ」

ロバート・F ヤング (著), 伊藤 典夫 (編集, 翻訳)

読んだよ。

SF小説推進委員会(本当にそんな委員会があったらどうしようと思ってググっちゃった)の僕としては紹介せずにはいられない、そんな小説です。

小説といえばSFになっちゃうな。

でも、やっぱり紹介した本は読んでもらいたいから、

「SF小説って読んだことないよ」

という人にも楽しめるものを選んでいる。

ロバート・F ヤング作品は、その中の一つだよね。

短編集ということもあって、SF小説初心者にも手を出しやすい。

みんな、もっとSF読もうよ。

ジョナサンと宇宙クジラ (ハヤカワ文庫SF)

ジョナサンと宇宙クジラ (ハヤカワ文庫SF)

  • 作者: ロバート・F ヤング,伊藤典夫,網中いづる,Robert F. Young
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2006/10/06
  • メディア: 文庫
  • Amazon.co.jp で詳細を見る
 

良かったところ

例によって

「あらすじ」

だの、

「感想」

だのはいちいち書かないけど、どんな本なのかだけ触れておかないとな。

「何のために紹介してるんだ」

ってなっちゃうし。

本当は、

「SF小説で、僕がオススメしていて、SF初心者でも大丈夫」

っていうだけの情報で十分なんだけど。

SF小説って、

「ルールづくり」

が面白さのキモになってくるわけじゃん。

実はSF小説だけの話じゃなくて、その比重をどこに置くかで、小説のジャンルが決まってくる。

このロバート・F ヤング作品群は、それらのバランスが抜群なんだよな。

SF初心者でも大丈夫と言ったけど、決してわかりやすいわけではない。

テーマが軽いとか、子供向けとか、そういうことでもない。

バランスの良さから、一読してわかったような気になってしまうところもある作品だ。

でも、SFに興味がない人が楽しめるものから、

「これぞSF小説の面白さだ」

というところまで、幅広い楽しみ方ができる作品だ。

ちなみに、ロバート・F ヤング作品なら、どれも面白いよ。

「たんぽぽ娘」

や、

「時をとめた少女」

も、もちろん良い。

なぜ本書を挙げたのかというと、タイトルが良いから。

収録されている短編タイトルから取られているんだけど、その短編も好きな作品なんだよね。

良くないところ

まあ、小説に関しては良くないところなんてないんだけど。

一つ、なぜ僕がこんなにSF小説をオススメするのかを書いておこう。

もちろん、僕がSF好きで、その面白さをみんなに知ってほしい、というのもある。

しかしもっと大事なのは、

「SF小説が売れれば、もっと色々なSF小説が翻訳されるから」

ということだ。

読みたいけど、翻訳されてない作品って、たくさんあるんだよね。

特にSF小説って、マイナーな分野みたいだし、売り上げが見込めないようだと難しいんだろうな。

本当だったら、原書を読めると良いんだけど。

SF特有の造語や言い回しなど、ニュアンスを伝えるのが難しいものもあるらしい。

SFに限らず海外小説ものだと、翻訳者についても一家言ある人も多いようだね。

かくいう僕も、気に入った作品で、翻訳者違いで出版されているようなものは、読み比べてみたりしている。

結構な違いがあるんだよな。

海外の翻訳もの以外でも、宮沢賢治の

「銀河鉄道の夜」

なんかは出版社別で持ってる、という人も多いんじゃないの。

とりあえず、みんなもっとSF小説読もうよってことです。